言葉を咀嚼する虫

むしゃむしゃむしゃむしゃ。美味しい

【5月】「短歌の目」 第3回

春怒濤!

というかもう夏。

「短歌の目」参加は2回目!楽しいです!

今月もひねくれ短歌詠んでまいります



5月のお題 10首


1.うぐいす
てのひらにうぐいす豆を握りつつ卵を溶けば癒えゆく傷とか

2.窓
窓側の席で真冬の真白き窓いっぱいに開け放つ一月

3.並ぶ
食パン二斤棚に並べてふと笑う「明日(あす)が火曜なら熱海に行こう」

4.水
君の目に滲む涙を練り込んだ香水が欲し さわやかな香の

5.海
てのひらの盥に満てり涙の海こぼさぬように口をつけたり

6.かめ
砂浜にまるいたまごをうむかめと なみだのおはかをつくった私

7.発情
発情し顫えた猫の瞳にはノストラダムスのような何かが

8.こい
ほたるこい 君唱えれば灯りだす うっとり笑って暮れゆく夕(ゆうべ)

9.茜さす
茜さす夕暮れ渡る君の耳はアウフタクトを聴きとる耳だ

10.虹
君は見た? 人がつらさに耐えるとき 目をよぎる雨 揮発する虹



以上!

いっそいで取りまとめました。

ちょこっと反省/感想を。
・同じ言葉を何度か使ってしまった。
・一番難しかったお題→「発情」。使い方が難しい。どうしても下品な感じの歌になってしまう。
・前回に比べるとだいぶ定型に沿って詠めた。
・枕詞もちゃんと正しく使ったぞ(多分)。前回はひどかったからね……!

ではでは、皆様の歌もこれから読みに行きます!楽しみ!