言葉を咀嚼する虫

むしゃむしゃむしゃむしゃ。美味しい

【6月】短歌の目 感想 今回は雑感です。(いつもか)

tankanome.hateblo.jp

 

リンクを貼っていいのか……?と悩んだくらいの雑感なのですが、一応読んで下さる方がいたら嬉しいなーと思ったのでぺたぺた。

 

今回、主催の卯野抹茶様に感想を頂いたこともあって浮かれてしまったのですが、自分の歌はいまいちだったのです。自分の中で。詠みたい情景を絞り切れていないのと、情報の断片を繋ぎ合わせたような脈絡のない歌になってしまっていたというのが主な反省です。

でね、そんなときに限って皆様の歌がどれも素敵なんです。

どのリンク開いても、この表現実感があっていいなあとか、ほのぼのするなあとか、逆に突き刺さるなあとか。弱った心に湯水のように降り注ぐ短歌たちを、羨望と嫉妬の入り混じった目で眺めておりました。笑

 

なので今回は、良いと思った短歌を選ぼうにも、選べず。

選びませんでした。諦めました。

 

なので自分が考えたことを数点書き留めて、最後に二首だけ触れさせて頂きます。ありがとうございます。

 

 

実感のこもった歌

短歌には、実体験を基にしたものと、空想で作るものと二つあると思うのですが、皆さまの歌を見ていると、実感のこもった歌は目に留まりやすいな、と感じました。勿論それは完全に私の主観なのですが。

ちょっとした日常の、何気ない、だけどどこか目を惹く光景だったりとか、それにまつわる自分のひょんな感情とかって、自分の頭では考え付けない。だから日常の、ふと実感のこもった歌には新鮮味があるのだと思います。

ちなみに私の作る短歌はほとんど空想なんですよね……。空想で作った歌も私は大好きなのですが、それが十首並ぶと、どれも似たり寄ったりに見えてしまうなあと思いました。なんか食傷気味になってしまうというか。かといって日常の光景で短歌を詠むと何だか全っ然違うテイストになるという謎。あとは、お題を見てから詠むことが殆どなのでどうしても空想の物語になってしまいますよね。

……と、ここまで書いて思いましたが、皆さん限られた時間の中で題詠をなさっているわけですから、どうしても創作が多くなりますよね。その中で実感のこもった、もしくは現実感のある歌ってどうやって生まれるんだろう。これ、宿題ですねー。

 

 

10首の並び

これ、考えてみるの、いいかもしれません。というか無意識にやっているところを、ちょっと意識してみたらいいかもー。十首の中で、緩急をどうつけるか。

やはり、似たような歌がだらーと続いてると、いい歌もくすんで見えてしまいますね。逆に、単体で見ていたらスルーしてしまっていたかもしれない歌が、前後の並びの中で不思議と生き生きと目に入ってくることがあります。

だから、力作揃いというよりも、間に少し力の抜けた歌や言葉遊びの歌を入れてみると、あ、これいいじゃん、これもいいね、っていうように読み手のテンションの誘導?が出来るのかなと思いました! ま、そんなこと考えてる時間の余裕はないんですけどね! 本当に毎回ひいひい言いながら作っています。

 

ということでした。

 

 

 

第4回「短歌の目」 六月に - 六月に雨が

9. 筍

 

 

湯気とぬか 白くごとごと 立ち 濁り 解脱するごと 筍 ( ゆだ )

「解脱するごと」。いいなーと思いました。

 

 

何者でもない短歌 - マトリョーシカ的日常

2.梅
 工場の屋根の隙間にぎっしりと収まる梅はそれぞれ濁る

こんな歌どうやったら詠めるんだろう……。「工場」と「梅」の組み合わせは不思議なほど良いですね。「濁る」という言葉に逆に透明がある。

 

 

 

以上です。今回の感想はいつにもましてメモ代わりみたいになってしまった……

 

では、六月の憂鬱にも負けず、来月またお会いしましょ!